小学三年生の課題「くぎうちトントン」、今の学校課題って、とても良く考えられています。

むかしだったら、板に直接描かせてしまい、プロセスとかあまり感じずちゃちゃっと適当に終わらせていた気がしますが、最初に構想させ、紙に絵を描かせ、板に貼り、絵の具で色付けし、クリア塗装後に、釘打ちをさせています。受験競争が激しい時代だったので、学校でこんな時間をかけて課題をした記憶がありません。
子供達が幼稚園の時にも感じましたが、今の教育は過程そのものを大切にして下さっているよう感じます。

プリント課題にしても文章問題中心で理解されていないと解けないよう作られたていたり、計算でつまずかないよう一年生から徹底して計算カードの速度を競わせたり、とてもシステマチックに教育されているので50年前の小学生からは、全然違う世界です。
以前、先生との面談の際に埼玉県教育方針を伺った際にハードだったので「やりすぎでは?」と話したら「お父さんは、いつの小学生ですか?今はずいぶん変わりました。」とおっしゃってましたが、本当に良い意味で変わりました。そして今の先生方はとても大変なお仕事をされていらっしゃるとつくづく思います。

子供達は学校に行くのがいつも楽しいと言ってます。
何回聞いても、楽しいと・・
素敵な教育です。