工具試作02

Helico用の工具試作品です。
試作01は製作図の寸法間違いで、締め付け破壊試験時にねじ部破断域にてカムアウトが発生してしまい作り直しましたので、現在は試作02の工具になります。

工具形状に関しては特許出願の予定が有り詳細はご説明出来ませんが、Helicoの低い駆動部でも十分な駆動力を持っています。

helico開発以前に駆動部の研究が有り、その駆動部を実現するためのボルトをデザインする内に先日取得しましたボルトとしての作用を見つけています。本来は駆動部の特許出願を先にしたかったのですが、駆動性は十分な伝達力意外に使いやすさが重要になりますので、実証を重ね無いと信憑性が薄くなってしまいますので、まずボルトを自由に作れる状態を優先し工具開発を後に回しました。

十分に検証した上で、出願してもお役に立てるようでしたら出願させて頂きますが、理屈がかなり変わってますし根拠も薄いので、出願の意味が無い気もします。

「ボルト」(アライメント保持性を持った)出願の際に特許庁より「ボルトなので駆動部を明確に」「実施可能性が無い」とご指摘を頂いていますが、以上の駆動部出願予定の都合、明確な回答を避けさせて頂いています。

当ホームページにおいても、駆動部及び工具に関して詳細なご説明が出来ず恐縮です。

アイキャッチに三価白メッキ品の写真を掲載しましたので、比較用に生地品の写真を下に貼付します。

生地品

生地品では若干の油、エアー介在が見られますが、メッキ処理にて消え、逆にバレルメッキでのダコンやメッキムラが付いてしまっています。単純に生地の状態で美観を整えればキレイな製品になると思っていたのですが、量産部品での美観に関しては課題が残ってしまいました。