実際の使用イメージをモデリングしたら載せて行きます。
通常のボルトとはかなり違っていますので、何に使ったら良いのか実際には分かりません。デザイン検討される方は3Dデータを配布いたします。(IGES,STL等)
折り畳み式椅子のジョイント部にボールピローを使用し段付きボルトで組み立てる時のボルトになります。手摺り等の木材に使えますが「さくら」は少し危険な感じです。(実際には冷圧時にダレが発生するので意外と大丈夫かも知れません)大きな頭部にリセスがあると軸力が加わった際に強度が不足しますので、このようなパターンにHelicoは強度的には安全だと思います。
以前、クローム鍍金等の光輝鍍金にしては?とご指摘を頂いた事が有りますが、Helicoにクロムを施すと
このようになってしまいます。
殆どが球面と曲面で構成され球面同士も接円でつないでいますので「変形したカーブミラー」のように直視が難しくなります。(3DCAD内で実際に動かすともっと気持ち悪くなります)流線形モデルはマッドな雰囲気の方が曲面が綺麗に映えます。一般的な工業用鍍金はもっと艶が無く市販時は上の写真くらいの艶になり使用していると白錆びにてもっとマッドになるので大丈夫です。
*光が拡散されキラっと反射はしないので六角ボルト上面のように眩しい事はありません。とにかくどの角度の光も拡散してしまいます。ある意味目立たないのですが、、艶感や色合いに依存します。
・艶感やメッキ色調に関しては、都内近所に優秀なバレル研磨屋さんとメッキ屋さんがありますので、ご希望通りの外観に仕上げられます。ただ、目的がごく普通の価格でボルトを提供する事なので一般工業メッキがオススメです。メッキ処理時に安定し膜厚がつきやすい形状な事と、屋外の使用では紫外線の影響や雨水での影響が少ない形状と思われ工業用メッキで十分と思います。バレルメッキ時のムラや打痕に関しては、揺動バレル等を試し改善してまいります。
キラキラして一番きれいなのは六角ボルトですが、下の写真は角度が悪く黒っぽくなってしまいました。
重機の軸カバーですので、軽量化しては意味無いのですが軽いイメージに変化します。
(両モデルとも構造座面の高さは同じです)
ボルト沈め穴とボルトの間に泥や石が詰まった際も高圧洗浄で簡単に除去出来ます。
Helicoの特性から構造物に対しての力の伝わりが違いますので沈め不要ですが、頭部を全て沈めても上記写真の位置となります。・・・座面外側にも応力が発生しますので、沈め穴底にはRを施した方が良いと思います。
こんなところにどうでしょう?とアイデアが御座いましたらモデリングします。
(あまりCADに慣れていませんので複雑な形状は難しいかも知れませんが、頑張ります)
Helico使い方以外にも「こんなねじを描いて欲しい」とリクエストが有りましたら、書き込み頂ければモデリング練習にもなりますのでモデリング致します。ただ、二次元図でもそうですが仕事のクセでモデリングすると工程の設計を頭で考えてしまい現実的なモデルになる可能性が有りますが、夢のあるねじデザインをリクエスト頂けるとやりがいを感じます。
書き込みの際は「公開」「非公開」を明記して頂ければ、そのように対応致します。
コメントを残す