先日導入した3Dプリンター CREALITY Ender-5 S1ですが、オートベッドレベリングが不良のようです。

プリンターのテストと調整の練習に小さなモデルのプリントを数十点したので、そろそろ治具用に大きな部品をプリントしようと思いテストで100×100×30のボックスをプリントしようとしたらビルドプレートへの接着にムラがあったので、Y軸のローラーをバラしてシムを調整し、ノギスを使いベッドの水平をX軸レールからの距離で一度調整後に本体を初期化して原点を取り直しベッドのレベリングをコピー用紙を使い合わせました。

コピー紙でレベルを合わす際に先日まではベッドの上にコピー紙をおき指で用紙を押さえながら動かしていたのですが、ベッドがスプリングで押さえられているので指で用紙を押す際にスプリングが微妙にたわむ感じが有るので今日は用紙を指ではさみベッドには触れないように調整しました。

手動合わせの状態
線幅0.8mm線高さ0.2mn
外側の枠が218×218です

手動設定時は上記写真の通りおよそ均一なレベルが出されていますが、このままABLを実行すると何故か左側が0.2mmほどレベルが下がってしまいます。

5回リセットしやり直しましたが必ず左側が0.2mmほど下がります。

ABL後

本来は手動で調整出来なかったビルドプレートの微妙な歪みやレベルのズレを調整してくれる装置のハズですが逆にズレてしまいます。

考えられる不具合は「センサー部の作動が固い」「ソフト的な問題」「センシング距離(測定範囲外)」ですので、ベッドの高さを上下に1mmズラし確認してみます。

ただ、Z軸のベッドレベル原点はこのセンサーが決めているので高さを変えても基本的には同じハズです。

ABLについて

初心者なので良く分からないのですが、

ABLが作動するとプリント時にレベルのズレやウネリに合わせZ軸を微妙に調整されます。結果として積層も斜めになったりウネっているので、あまり綺麗な造形にならないと思うのですがどうなのでしょう?