ねじって何でしょう。

穴が有ってねじ山が切られていて、おネジで締めていろいろな物をとめる構造。

ねじなので、必ず軸や穴に螺旋(らせん)の溝が有ります。

螺旋なので、軸や穴の中心の線に対して斜めにグルグルと巻かれたカタチをしています。

これがねじの良いところでもありますが、同時に困った問題も生んでしまいます。

ねじを回していろいろな物をとめられたり、外したり出来るので螺旋は便利ですが、螺旋なので片方のめねじには螺旋の端っこが有り、穴の中心や上の面に対しては斜めで終わっている事になります。

ねじを回して入れる時は全然問題が無いのですが、ねじを締めて軸に力がかかると螺旋が縦に伸びて、斜めになっためネジの終わりに引っかかってしまいます。

引っかかると、おネジは斜めにされてしまい弱くなります。

だからたまにココからポキっと折れてしまいます。

疲労破壊と言われる現象です。

他のところでも振動や温度の変化とかで疲れて折れたりしますが、めネジの斜めの部分が特別に弱いので、斜めにする力は物をとめるのには一番困ります。

発明はこの斜めを直して、真っ直ぐにし、入り口に力が集中しないように、ネジ螺旋の上に渦巻き螺旋面を作って徐々に力が伝わるようにする構造です。

同じ仕事をするのでも、もともと斜めににされていたり、一部に強い力が働いていたらスグに疲れてしまうので、分散させて疲れにくくしようと言う考え方です。

ねじを疲れにくくすると、ひとまわり小さなネジで大丈夫だったり、数が減らせたり、もっと強くなるので安全になったり、クルマが速く走れるようになったり、出来なかった発電が出来るようになれるかも知れません。宇宙開発で使うモノは材料に制限が有るので、同じ材料で強くなるとロケットの性能が上げられたり、安く作れるようになるかも知れません。

いろいろなモノの設計は今知られているネジを前提にしているので、新しく強いネジの構造が出来るといろいろなモノの設計が変わります。

あまり見かけない目立たないネジですが、いろいろなモノに使われる基礎的な部品なので、新しい構造が提供出来れば、世界中が変わります。

この発明は、穴の上から良く見ても、どこが違うか分かりません。目立たないネジの、さらに目立たない技術ですが、とても大切な変化を与えると思います。

こんなカタチをしています。すかして着色しないと構造がわかりません。

※小学生用説明でかなり夢の世界となっています。