知財はそれぞれ継続して権利が必要な場合は定期的に年金を収め権利を維持しないとなりませんが、3年後とかの年金納付日を覚えておくのも大変ですし、有効な権利それぞれを一元管理していないと支払いの予定が立たないので、中小や個人向けに「特許(登録)料支払期限通知サービス」と言うサービスを特許庁より提供されています。中小・個人向けですので50件までしか登録出来ませんが、ご契約の弁護士事務所以外にご自身で一元管理されたい方は便利なサービスかと思います。

案件一覧表示を開くと年金納付期限日が近い順に表示してくれるので、次の支払いは何がいつなのか一瞬でわかり支払うかどうか考えたり資金予定が立てられます。

ただ、50件だと少ない事と「特許(登録)料支払期限通知サービス」では外国での登録全てを管理できる訳ではないので本格的に多数の知財を管理される方は、知財関係を一元管理できるソフトが多数出されていますので市販ソフトを活用されると良いと思います。

特許庁での年金注意事項には、

✔ 納付期限を経過すると6ヶ月間(追納期間)は通常料金の二倍の額を納付していただきます。

✔ 追納期間を経過すると権利は消滅してしまいます。

とありますので注意ください。