切削加工での加工方法及び詳細なタップ形状はまだ公開出来ませんが、アイキャッチ画像がタップでの修正イメージになります。詳細な形状が公開できないのでイメージで恐縮ですが、実際の工具形状と同じものを使用しての加工中イメージになります。・・正確なCG画像なのでよく観察して頂ければ工具形状も分かるかも知れません。(権利化されてから詳細を公開いたします)
通常のタップと同じように加工して戻すだけでHelico加工が出来ます。未加工の山は修正しなくても大丈夫ですが、Helicoの目的は「ねじ山修正と応力に応じた調整」なので通常の仕上タップとセットで販売させて下さい。めねじ谷底径(タップ外径)は各メーカーにより違いがありますので性能のバラツキを押さえるため、Helico加工後は必ず仕上タップにて仕上げて下さい。
タップを挿入する際に2山程度は手でまわし、締付け抵抗が強い場合は付属の仕上タップにて事前に修正してからご使用下さい。
ヘリサート等の断面がひし形のコイル状インサートにて雌ねじ修正を施した箇所には使用しないで下さい。同じ効果を持っていますので意味が有りません。また、タップが損傷します。
ナット等の構造体外径が小さな雌ねじに使用される場合は、アイキャッチ画像以上深く加工しないで下さい。ナットの場合は方向性が発生しますので上下を間違えないようご使用下さい。
ご使用前に付属の仕上タップと使用しているおねじを合わせピッチをご確認ください。
以上がHelico CutterによるHelico螺旋面加工イメージになります。
内容的には簡単ですが、疲労軽減目的ですのでチューニングする気持ちで丁寧にお願いします。
口元第1山での問題も、3山目までと言われている問題も、Helicoにて解決されます。
疲労強度の低さを克服しボルトに強靭さを与えますが、ボルトを含め丁寧な仕上をお願いします。
*ボルトは出来たら新品にお取替え下さい。(ねじ部の負荷位置が変わるので念のためお取替え下さい)
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